過去の展覧会

アートフェア、AiPHT2017に出展

千葉麻十佳「dappled sunlight」 橘画廊
橘画廊は2017年2月に汐留のパークホテル東京で開かれるアートフェア、ART in PARK HOTEL TOKYO 2017に出展します。アーティストは千葉麻十佳、浅野綾花、河合真里。部屋番号は2704号です。上の画像は千葉麻十佳「dappled sunlight」(2016年、ラムダプリント、27.9×35.6センチ)、下の画像は河合真里「flower (yellow)」(同、油彩、カンバス、33.4×33.4センチ)。

日時: 2月10日(金)正午~午後7時(プレビュー)
         2月11日(土)午前11~午後7時(一般公開)
         2月12日(日)午前11~午後7時(一般公開)
会場:パークホテル東京26、27階 東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー
入場料:1,500円

千葉麻十佳プロフィール

浅野綾花プロフィール

河合真里 Mari Kawai flower (yellow) 橘画廊
河合真里(かわい・まり) 1987年兵庫県生まれ、2012年武蔵野美術大大学院造形研究科美術専攻修了。同年トーキョーワンダーウォール準大賞を受賞。
<主な展覧会>
2016年 個展「naming」(数寄和/東京)
2015年 個展「project N59」(東京オペラシティアートギャラリー)
2014年 グループ展「膜をほどこす」(橘画廊/大阪)
2013年 個展「TWS-Emerging210 層の記憶」(トーキョーワンダーサイト本郷)
              個展「トーキョーワンダーウォール都庁2012 ある光景」(東京都庁)

Tachibana Gallery will participate in the art fair, ART in PARK HOTEL TOKYO 2017.

Date: February 10 Fri. (VIP preview) 
        February 11 Sat., 12 Sun. (Public Open) 
Venue: Park Hotel Tokyo 26th, 27th floor
          Shiodome Media Tower 1-7-1 Higashi Shimbashi, Minato-ku Tokyo 
Room Number: 2704 
Artists: Madoka Chiba, Ayaka Asano, Mari Kawai
Admission: ¥1,500/ 1 day pass
For details: AiPHT website

AiPHT特別展に浅野綾花

浅野綾花 橘画廊 Ayaka Asano Tachibana Gallery
ART in PARK HOTEL TOKYO 2017(2月10~12日)に出展予定のアーティストを紹介する特別展「PREVIEW AiPHT(プレビュー・アイファット)」に浅野綾花が参加します。会期は2月6~12日(会期中無休、午前11時半~午後10時)、会場はパークホテル東京25階アートラウンジ。ほかに篠原有司男、松谷武判ら9人が出展します。入場無料。

浅野はエッチングとコラージュによる作品(正確には、支持体の紙に紙片などを載せてプレスした作品)を出品します。画像は「イエロードリーミング」(2015年、エッチング、コラージュ、72.9×103センチ)。

柴田謙司展 Locked in the Ether ver.2.0

Kenji Shibata 08:12:16 Tachibana Gallery 柴田謙司 橘画廊
Kenji Shibata exhibition “Locked in the Ether ver.2.0”
2016年12月7日~24日(正午~午後7時、日・月・火曜休)

色とりどりの花を氷に閉じ込めて撮影し、幻想的で華やかな作品を生み出す写真家の柴田謙司。前回の個展「Locked in the Ether」から丸2年がたった今回の個展では、同じシリーズでありながら、従来はなかった破壊のイメージをすべり込ませ、新しい表現に挑んでいます。それは「矛盾や対立」「時間」といったシリーズのテーマを強化する試みです。

ダリアやトルコギキョウなど、氷の中の花をさまざまな角度から撮影したのは前回と同じ。花が氷に閉じ込められている「ありさま」は時間が止まった永遠の現在の比喩であり、氷が解けていくさまは時間の経過の比喩です。氷の中の花たちは生命力さえ感じさせますが、ひとたび氷が解け始めると、氷の拘束から解き放たれる代わりに、刻々と朽ちていきます。

柴田の作品には、そうした現在の比喩と時間の経過の比喩が同居していて、ドラマチックな緊張感に魅力があります。しかし今回はそれだけではありません。柴田は解け始めた氷をハンマーなどでたたいたり、熱湯をかけたりして、天変地異をもたらすかのように氷の世界に破壊的な力を加えました。氷の表面に走るひび割れはカタストロフを予感させます。

kenji Shibata 04:42:35 Tachibana Gallery 柴田謙司 橘画廊
花たちは天空の裂け目を見て解放への期待に酔いしれるのか、その先に待ち受ける破局を感じて不安にさいなまれるのか。一見、擬人化した花の運命をもてあそんでいるかのようですが、柴田の意識は違う次元へと向いていました。ひび割れた氷であれ、クリアな氷であれ、融解し流れ去れば、すべてがフラット化し、一つのサイクルが終わる。それは次の始まりであるという意識です。上の画像は「08:12:16」(2016年、ラムダプリント、72.1×96.4センチ)、下の画像は「04:42:35」(2016年、ラムダプリント、78.8×59センチ)。

柴田謙司(しばた・けんじ) 1964年大阪生まれ。93年大阪ビジュアル・コミュニケーション専門学校(現日本写真映像専門学校)卒、97年London College of Printing and Distributive Trades 修了。99年柴田謙司写真事務所を設立。2008年個展「私を知るもの、私を呼ぶもの」(Port Gallery T/大阪)、14年柴田謙司展「Locked in the ether」(橘画廊)。

山地咲希展 CACTUS

山地咲希 hope 2016 橘画廊
Saki Yamaji exhibition “CACTUS”
2016年11月12日~26日(正午~午後7時、月・火曜休)

植物からインスピレーションを得て制作する若手ペインター、山地咲希。今回の個展では、異形の植物ともいえるサボテンをメーンの画題に選びました。サボテンから連想する荒々しい質感を取り入れながら、具象と抽象の間を行く作風で生彩に富む画面を作り上げています。

山地がサボテンに興味を持ったきっかけは、そのたたずまいが人間のシルエットとだぶって見えたことでした。人間に優しく微笑みかけるとか、人間を見つめ返すとかいうことはなく、だれのことも気にしていないかのように無表情。その得体のしれない植物の、たった一つの形が人に似ていたというだけで、にわかに親近感がわいてきました。

冬、色があせて枯れたと思っていたら春に芽を出したのを目の当たりにし、ハッとしたこともありました。山地にとって、こうした主観的な体験は創作上の重要な手がかりですが、いったん制作に入ると、内面をストレートに投影することはしませんでした。むしろサボテンを周到に対象化したうえで、魅惑的なイメージを探り出そうとしています。

イメージをつくるのは色と形とマチエール(絵肌)。皮膜の層をつくるように透明絵具を塗り重ね、ときどき不透明絵具をはさんではまた透明絵具を重ねていく。そうした手作業の中から見えてくるものをつかみとっています。サボテンを題材にした新作を中心に油彩画13点を出品。画像は「hope」(2016年、油彩、カンバス、72.7×72.7センチ)。 

山地咲希(やまじ・さき) 1986年香川県生まれ、2009年大阪成蹊大芸術学部卒。10年京展市長賞。
<主な個展>
2016年ギャラリーヒルゲート(京都市)、15年橘画廊「花迷路」(大阪市)、14年GALLERY SUZUKI(京都市)、13年ギャラリーメゾンダール(大阪市)、08年GALLERY SUZUKI、07年高松市美術館市民ギャラリー
<アートフェア>
ART NAGOYA 2014、AHAF Hong Kong 2014

千葉麻十佳展「The Melting Point; 石がゆらぐとき」

Madoka Chiba 'Melting Stone' Tachibana Gallery 千葉麻十佳 橘画廊
Madoka Chiba exhibition “The Melting Point; In Fluctuating Stones”
2016年10月15日~11月6日(正午~午後7時、月・火曜休)
文化庁メディア芸術祭20周年企画展協賛企画

ドイツ在住のアーティスト、千葉麻十佳は今年8月、制作のため約1カ月間、アイスランドに滞在しました。大西洋の北に浮かぶアイスランドはマグマがつくった火山島。千葉は太陽光のエネルギーを利用して、かつてマグマだった、その土地の火山岩を溶かし、一瞬の間、まばゆい赤をよみがえらせました。 

制作地は首都レイキャビクから北へ400キロ以上離れた漁業の町、オゥラフスフィヨルズゥル。晴れた日に、特殊なレンズを用いて、火山岩(主に玄武岩)表面上の狙ったところに太陽光を集中させました。地上の自然界では岩や石が溶けることはありませんが、人工的に1000度もの熱を加えると数秒で岩石の一部分が融解します。 

強固なものの代表であり、人々の生活の土台である岩石が溶けた姿は視覚的な衝撃を与えるとともに、地上のあらゆるものがもとは違う姿だったことを想像させます。そして岩石を溶かす行為自体が、自然を作り変えてきた人間の行いも示唆しています。今回の個展では、表面を溶かした岩石と、ドイツなどで火山岩を溶かす過程を撮影した写真を合わせて展示し、「石がゆらぐとき」を表現します。 

アイスランドでは地層がむき出しの山を見つけ、ふもとから山頂付近にかけて地層の段階的な撮影もしました。その写真は、ある地層ができた後に環境が大きく変化し別の地層ができたこと、すなわち時間の経過とともに大地が多様化したことを物語っています。 

アイスランドは大西洋中央海嶺の一部であり、そこでユーラシアプレートと北米プレートが誕生しています。ユーラシアプレートは東へ移動し、北米プレートは西へ移動。地球を半周した先の日本でぶつかるといわれています。千葉の制作には、こうした地球レベルでの時間、空間へと思考を促す意図があります。上の画像は左右ともに「Melting Stone」(2016年、デジタルCプリント、78×52センチ)。

Madoka Chiba Tachibana Gallery 千葉麻十佳 橘画廊
千葉麻十佳(ちば・まどか) 1982年北海道生まれ。2007年東京芸術大美術学部彫刻科卒、サロン・ド・プランタン賞と平山郁夫賞を受賞。09年東京芸術大大学院彫刻専攻修了。09~10年ベルリン芸術大留学。11年前橋アートコンペライブ銅賞、12年同森村泰昌賞を受賞。現在ドイツ在住。主な展覧会に「光を敷写する」(15年、さっぽろ天神山アートスタジオ)、「Ich kann mich nicht erinnern」(14年/ベルリン)、blooming in the dark(12年/ベルリン/共同企画・朝日新聞文化財団助成)など。

 

 

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