過去の展覧会

ART OSAKA 2017に出展

千葉麻十佳 橘画廊
橘画廊は7月に開かれる日本最大のホテル型アートフェアART OSAKA 2017に出展します。ホテルグランヴィア大阪26階の6308号で、柴田謙司(写真)、千葉麻十佳(写真、立体)、浅野綾花(版画)と河合真里(油彩画)の作品を紹介します。4人とも国内外アートフェアへの参加実績がありますが、ART OSAKAへの出展は初めてです。上の画像は千葉麻十佳の石を溶接した作品「One (Iceland)」(2016年、石、10.5 x 3.9 x 1 cm)、下の画像は浅野綾花「くつしたの王子」(2016年、エッチング、コラージュ、25.2 x 20.1 cm)。

日時: 7月7日(金)午後2~8時(プレビュー)
      7月8日(土)午前11~午後8時(一般公開)
      7月9日(日)午前11~午後7時(一般公開)
会場: ホテルグランヴィア大阪26階(JR大阪駅直結)
出展ギャラリー数: 54
入場料: 1,500円

柴田謙司(しばた・けんじ)1964年大阪生まれ。93年大阪ビジュアル・コミュニケーション専門学校(現日本写真映像専門学校)卒、97年London College of Printing and Distributive Trades 修了。2014年個展「Locked in the ether」(橘画廊/大阪)、16年「Locked in the Ether ver2.0」(橘画廊/東京)。

千葉麻十佳(ちば・まどか) 1982年北海道生まれ。2007年東京芸術大美術学部彫刻科卒、サロン・ド・プランタン賞と平山郁夫賞を受賞。09年東京芸術大大学院彫刻専攻修了。09~10年ベルリン芸術大留学。現在ドイツ在住。16年個展「The Melting Point; 石がゆらぐとき」(橘画廊/東京)、17年個展「1000 Grad」(ホーハウス美術館/独ヘッセン州ラウターバッハ)。

浅野綾花 橘画廊
浅野綾花(あさの・あやか) 1985年静岡県生まれ、2008年大阪芸術大芸術学部卒。16年個「もう一度会ってから、グッバイね。」(橘画廊/東京)、17年個展「お別れの時」(YIRI ARTS Taichung Space)、個展「僕の秘密を教えてあげる」(橘画廊/東京)。

河合真里(かわい・まり) 1987年兵庫県生まれ、2012年武蔵野美術大大学院造形研究科美術専攻修了。同年トーキョーワンダーウォール準大賞を受賞。15年個展「project N59」(東京オペラシティアートギャラリー)、16年個展「naming」(数寄和/東京)、17年個展「images」(橘画廊/東京)。

Tachibana Gallery will be participating in the art fair ART OSAKA 2017. 
Artists: Kenji Shibata, Madoka Chiba, Ayaka Asano and Mari Kawai
Date: July 7 Fri. (VIP preview)
        July 8 Sat., 9 Sun. (Public Open)
Venue: Hotel Granvia Osaka 26th floor
Room Number: 6308
Admission: ¥1,500/ 1 day pass
For details:ART OSAKA website

独ヘッセンで千葉麻十佳展

Madoka Chiba 千葉麻十佳
千葉麻十佳が6月11日から7月16日まで、独ヘッセン州ラウターバッハのホーハウス美術館(Hohhaus Museum Lauterbach )で個展「1000 Grad」を開きます。展覧会タイトルの「1000 Grad(1000度)」は石が溶ける温度。千葉は特殊なレンズを使って太陽光を集光し石を溶かしている様子の映像と、溶かされた石の作品「Melting Stone」(画像は部分)、虫眼鏡でカンバスを焼いた作品「Light」、太陽光の紫外線で布を退色させた作品などを出展します。

ラウターバッハはフランクフルトとカッセルの中間にある小都市です。カッセルでは6月10日から、5年に1度の現代アートの祭典ドクメンタが開かれます(9月17日まで)。ホーハウス美術館は月曜休館。

千葉麻十佳(ちば・まどか) 1982年北海道生まれ、2007年東京芸術大美術学部彫刻科卒、サロン・ド・プランタン賞と平山郁夫賞を受賞。09年東京芸術大大学院彫刻専攻修了、09~10年ベルリン芸術大留学。16年橘画廊で個展「The Melting Point; 石がゆらぐとき」

浅野綾花展「僕の秘密を教えてあげる」

浅野綾花 橘画廊 Ayaka Asano Tachibana Gallery
Ayaka Asano exhibition “I’ll Tell You My Secrets”
2017年6月8~25日(正午~午後7時、月・火曜休)

版画家の浅野綾花は今年春、台湾台中市のYIRI ARTSで個展を開き、現地に1カ月間滞在しました。今回の橘画廊での個展では、そのときの経験を基に生み出した作品を中心に出展します。主なモチーフは台湾の友人たちの顔。コラージュも取り入れた銅版画など柔和な雰囲気の作品からは、ゆるい打ち明け話を交わしたときの解放された時間のイメージがにじみ出ています。

台湾滞在中、浅野はスタジオを借りて、制作を試みました。いつまでに何をするという義務はなく、何をするのも本人次第。空いた時間には友人たちとおしゃべりを楽しみました。中でも一番の話し相手は、日本語のできるH君でした。晴れた空の下で見せるのんびりした表情と屈託のなさ。周りの人には日本語はわからないだろうという安心感もあって、仕事のことも恋愛のことも何でも話し合ったのだそうです。

新作には、そんなH君をはじめ台湾の友人たちの気取らない顔が多く登場します。昨年の個展と同じく、思い出のよすがとして、日常の中で親しい人にもらった食品などの包装を画面に貼るコラージュも採用しています(紙片などを紙に貼ってから刷るため、正確にはコラージュとは呼ばないかもしれません)。ただ今回は、テーマである「思い出」との距離のとり方が変わりました。「ここから向こうは過去で、その手前は現在です」といったこだわりは消え、思い出を過去のこととして突き放すようなスタンスも弱まっています。

浅野によると、見知らぬ土地である台湾は「出会いのマジック」にあふれていました。居合わせた人たちと会話によって経験を交換し、人生の見晴らしが良くなった実感があるとも語っていました。彼女は「出会いのマジック」を凝縮した一枚一枚の作品を通して、人と人の出会いによって世界が変わることもあるよと、ささやかに訴えています。

上の画像は「うち明けばなしの繰り返し」(2017年、銅版画、ビニールバッグ、34 × 25.7  ㎝)、下の画像は「わたしのところへおいで」(同、銅版画、包装紙、72.8 × 103㎝=第16回南島原市セミナリヨ現代版画展KTNテレビ長崎賞受賞作)。 

Ayaka Asano Tachibana Gallery 浅野綾花 橘画廊
浅野綾花(あさの・あやか) 1985年静岡県生まれ、2008年大阪芸術大芸術学部卒。
<主な個展>
2017年 YIRI ARTS(伊日藝術)Taichung Space「お別れの時」
2016年 浅野綾花展「もう一度会ってから、グッバイね。」橘画廊(東京)
2015年 「浅野綾花展 Uターンのまなざし」橘画廊(大阪市)
2013年 「浅野綾花展 ちょっとかなしい」橘画廊(大阪市)
2011年~Gemma(焼津市)、番画廊(大阪市)、Gallery H.O.T(同)、gallery & space SIO(同)、Venga(ソウル)など

Ayaka Asano’s exhibition “I’ll Tell You My Secrets”

浅野綾花 橘画廊 Ayaka Asano Tachibana Gallery
June 8, 2017 – June 25, 2017 (Closed on Mondays and Tuesdays)

The Tachibana Gallery will hold printmaker Ayaka Asano’s solo show I’ll Tell You My Secrets” from June 8 to 25, 2017. This spring, Asano stayed in Taiwan for one month to hold a solo exhibition. The current exhibition focuses on works which were created based on that experience.

In Taiwan, while Asano rented a studio and worked on her art, she also enjoyed chatting with friends in her free time. Among them, the person she spoke with most was Mr. H, who could speak Japanese. She felt a sense of security as the others around her couldn’t understand Japanese, and together they spoke of things such as work and love. The unassuming faces of her Taiwanese friends, including Mr. H, often appear in her new works.

Similar to last year’s solo show, Asano employs collage pasted to the picture surface, using items such as wrappings of foods which she received from close friends in her daily life, as a way of remembering. However, this time the theme of “memories” is different than a way of removing distance. Her prejudice that “what’s far away is the past, what’s in front of you is the present” disappears, and the stance which forsakes memories as things of the past weakens.

According to Asano, the unfamiliar land that is Taiwan was overflowing with the “magic of chance meetings.” Experiences were exchanged by talking with people who happened to be present, and Asano tells us of her personal experience of life’s outlook improving. Through each work, one by one, condensing the “magic of chance meetings,” Asano humbly appeals to us the idea that the world can be changed by chance meetings.

Ayaka Asano
1985: Born in Shizuoka, Japan
2008: BFA, Osaka University of Arts

2017: YIRI ARTS Taichung Space “Farewell time”
2016: “Let’s meet once more and say goodbye.” Tachibana Gallery (Tokyo)
2015: “U-turn Gaze” Tachibana Gallery (Osaka)
2013: “My Little Sorrows”  Tachibana Gallery (Osaka)
2011 – 15: Gemma (Yaizu), Bangaro (Osaka), Gallery H.O.T (Osaka), gallery&space SIO (Osaka), Venga (Seoul), etc.

 

伊東敏光、イタリアでグループ展

伊東敏光が5月28日から6月30日まで、イタリア北部、ロンバルディア州のマントバでグループ展に参加します。会場は、建築家が運営する大型ギャラリーのGalleria DISEGNO。「なにがアートなの? 【第一章】形の根拠を探して」をテーマに、日本とイタリアのアーティスト合わせて11人が出展します。

5月28日には、参加作家に美術史家のトンマーゾ・トリーニ氏、写真家の港千尋氏を交えたパネルディスカッションも開かれる予定です。

 

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