芝田知佳が兵庫県南西部の、たつの市で開かれる「龍野アートプロジェクト2018 混成軌道」に出展します。会期は11月8~18日(12日休)。芝田は三木露風生家で新作「2018/ 05-06 山積用事仕事下垂瞼甘受肥大微睡図」(2018年、ポリエステル、綿、顔料、染料、金箔、サイズ可変)を展示します。同プロジェクトは市内の武家屋敷などを会場に2011年から毎年開かれ、今年はポーランド出身のC.T.ヤスパー、ヨアンナ・マリノフスカらを含め十数人のアーティストが参加します。
過去の展覧会
芝田知佳、ポーランドでアート展に参加
芝田知佳がポーランド南部の古都、クラクフで開かれる「龍野アートプロジェクト in クラクフ」に参加します。会期は2018年9月8日~10月28日、会場は日本美術技術博物館マンガ。2011年から続く地域型アートイベント、龍野アートプロジェクト(たつの市)の成果を示す内容で、参加作家は松谷武判、松井智恵、ミロスワフ・バウカなど。
ART OSAKA 2018
7月に開かれる日本最大のホテル型アートフェアART OSAKA 2018に出展します。ホテルグランヴィア大阪26階の6316号で、浅野綾花(版画)、福元章子(日本画)と千葉麻十佳(写真、立体)の作品を紹介します。上の画像は福元章子「尚も動くは心ばかりよ」(2017年、麻紙、岩絵の具、27.3 x 45.5 cm)、下の画像は浅野綾花「わたしのところへおいで」(2017年、エッチング、コラージュ、72.8 x 103 cm)。
日時: 7月6日(金)午後2~8時(プレビュー)
7月7日(土)午前11~午後8時(一般公開)
7月8日(日)午前11~午後7時(一般公開)
会場: ホテルグランヴィア大阪26階(JR大阪駅直結)
出展ギャラリー数: 54
入場料: 1,500円
浅野(あさの・あやか) 1985年静岡県生まれ、2008年大阪芸術大芸術学部卒。16年個展「もう一度会ってから、グッバイね。」(橘画廊/東京)、17年個展「お別れの時」(YIRI ARTS Taichung Space/台湾)、個展「僕の秘密を教えてあげる」(橘画廊/東京)。
福元章子(ふくもと・しょうこ) 1984年大阪生まれ、2010年京都市立芸術大大学院美術研究科絵画専攻日本画修了。 14年個展「毛虫と女」(橘画廊/大阪)、15年個展「夢から来て夢へ帰る」(同)。
千葉麻十佳(ちば・まどか) 1982年北海道生まれ。2007年東京芸術大美術学部彫刻科卒、サロン・ド・プランタン賞と平山郁夫賞を受賞。09年東京芸術大大学院彫刻専攻修了。09~10年ベルリン芸術大留学。現在ドイツ在住。16年個展「The Melting Point; 石がゆらぐとき」(橘画廊/東京)、18年栃木県立美術館の企画展「ウェザーリポート」に出展。
千葉麻十佳、栃木県美に出展
千葉麻十佳が栃木県立美術館の企画展「ウェザーリポート 風景からアースワーク、そしてネオ・コスモグラフィア」に参加します。「かつて風景画が提起した水平的眼差しとは異なる垂直的眼差し」に着目した展覧会で、出展作家はヨーゼフ・ボイス、ロバート・スミッソン、アンディ・ゴールズワージー、日高理恵子、トーマス・ルフ、田中功起ら32人。会期は2018年6月30日から8月26日までです(7月16日を除く月曜休、7月17日休)。
千葉麻十佳は太陽光で火山岩を溶かす過程を撮影した映像「Melting Stone」(2017年、HDビデオ、4分1秒)など3点を出品。もとはマグマだった岩石を一瞬マグマに戻す行為によって、地球規模での物質の循環を想起させます。水面に太陽が映るスミッソンの「スパイラル・ジェッティ」(1970年、デジタル映像、34分58秒)と同様、「Melting Stone」でも、地表(岩石)に光という形で太陽が映り、天と地の垂直的眼差しを強く意識させています。
伊東敏光、SAMTAN ART MINEに出展
彫刻家、伊東敏光が韓国江原道チョンソン郡の複合文化施設「SAMTAN ART MINE」のグループ展「三国美鑑」に出展しました。SAMTAN ART MINEは、旧炭鉱をリニューアルしたユニークな文化施設で、今回の展覧会には、日本、韓国、中国の27人のアーティストが参加。伊東は大型彫刻「Miyajima787」(画像、2016年、木、147×400×430 cm)を出品しました。会期は2018年2月9日から4月30日までです。