橘画廊は5月に開かれるホテル型アートフェア「神戸アートマルシェ2022」に出展します。アーティストは福元章子(日本画)と浅野綾花(版画)。部屋は六甲山側の1346号です。同フェアへの出展は2013年以来9年ぶりです。
日時: 2022年5月13日(金)〜15日(日) 11:00~19:00
会場: 神戸メリケンパークオリエンタルホテル13階
入場料: 1,000円 (3日通し券)
福元章子は人物や花、昆虫などを繊細な色遣いで描く日本画家です。日本画は岩絵具など日本の伝統的な材料を用いて制作する絵画で、絵具を塗るのではなく置くようにして画面に定着させる描き方にも特徴があります。福元は日本画の装飾性を保ちながらも、美しいのにどこかしら不穏なものを感じさせるような両義性を持つ作品や、想像力を刺激して瞑想的な浄化へと誘う作品を制作しています。
福元章子(ふくもと・しょうこ)
1984年大阪生まれ、2010年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画修了。
<主な個展>
2015年 「夢から来て夢へ帰る」(橘画廊/大阪)
2014年 「毛虫と女」(橘画廊/大阪)
<主なグループ展>
2021年 大阪御堂筋アート2021(本願寺津村別院/北御堂)
2019年 大阪御堂筋アート2019(柏木工大阪ショールーム)
青年美術家訪中団 参加(北京/敦煌、中国大使館文化部招請)
2018年 大阪御堂筋アート2018(りそな銀行御堂筋支店)
2016年 SYSTEMA BIENNALE(伊エミリア=ロマーニャ州モンテーゼ)
Infinity Japan 2016プレビュー(台北101ロビー)
浅野綾花は文字の代わりに、色と形、物の存在感で感情を伝える、視覚の詩人ともいえるアーティストです。主に銅版画を制作していますが、友人や家族にもらった食品の包装なども素材として使っています。好きな人の顔の銅版画と、日常の痕跡である紙片の結合によって、隠れていた感情を思い起こさせます。
浅野綾花(あさの・あやか)
1985年静岡県生まれ、2008年大阪芸術大学芸術学部卒。
<主な個展>
2021年 「本と版画とそして君」(牛舎/尼崎市)
「石たちのきらめき」(ODD ONE OUT/香港)
2020年 「町で一つ光ってる窓が、月かと思った」(Cumonos/大阪市)
2018年 「Something the city told me」(gallery JAC/ソウル)
2017年 「お別れの時」(YIRI ARTS Taichung Space)
「僕の秘密を教えてあげる」(橘画廊/東京)
2016年 「もう一度会ってから、グッバイね。」(橘画廊/東京)
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